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VIBE BAR

最終更新: 2019年11月4日


「女性のリアルな意見が欲しい」

「快楽が一種の趣味でも良いのではないか。」

「海外のバイブってつまんないんですよ」

「性欲は溜めすぎると健康にも悪いですから」

「一つ一つのバイブに開発者の思いがこもっている」


VIBE BAR広報 泉氏より


2017年11月7日 インタビュー ライター:Mana

日本のアダルトシーンは実にニッチでユーモラスだ。近年「春画展」が話題になったのも記憶に新しく、古くから我が国では滑稽で秘めたる存在として性文化が根強く我々の生活に結びついている。春画は現代でいう「ビニ本」の様な役割を果たしていただけでなく、「笑い絵」とも称され、江戸時代にエンターテイメントとして確立していた。

世界中で名を馳せている「葛飾北斎」や、「歌川国芳」なども春画を作品として数多く残している。北斎の「蛸と海女」は皆さんも一度は目にしたことがあるのでは無いか。この作品はなんと150年程前に描かれ、諸説はあるが「触手モノ」の元祖では無いかとも言われている。他にも数々の春画を描いている北斎だが、滑稽な作品の他にも実にフェチズムを感じさせるエロティックな作品も存在する。まさに日本の女性の妖艶さを全面に押し出した「クールジャパン」の一手を背負う彼だからこそできる仕業なのだろう。



日本では江戸時代から数多の「秘具」つまりはアダルトグッズが存在していたことはご存知だろうか。中には現代と殆ど型を変えることなく浮世絵に登場している物もある。日本人の性に対する飽くなき探究心、若しくは貪欲さには目を張るものがある。先人たちが築いた「秘具」のアイディアがあったからこそ、現代の性生活はより豊かなものになっているのではないか。



時も流れ西暦2017年、日本の性文化はさらなる発達を遂げ続けている。東京の最先端渋谷に耳を疑うようなバーが存在する。その名は「バイブバー」。なんとも判然たる店名、こちらに清々しさまでをも感じさせる。バイブバーはあくまで自分にあったバイブを知り、性知識を深める場であってハプニングバーではない。生娘と自称するのは少々痛々しいかも知れないが、その店名のインパクトに緊張感と高揚感を抱いてバーのあるビルを訪れた。 店の前に来るとなんとも妖艶な雰囲気を漂わせる引き扉がある。横にはインターホンがあり、注意書きとして、女性又はカップルのみの入店とある。残念だが男性同士、又は男性の比率の高いグループは入店することが出来ない。アダルトグッズを扱うバーでありながら、何故男性のみの入店が禁じられているのか、という疑問はのちのち合点がいくだろう。



インターホンを押し、お店側の判断によって入店条件を満たしている場合晴れて店内に入店できる。まず度肝を抜かれるのは女性器を象った入り口だ。入店してから分かるのだが、この入り口は出口と裏表のように同じ仕様になっている。これは、入店からお店を出るまでに様々な価値観が生まれ変わり、この女性器の門を潜り抜けることで新たな自分の誕生を意味しているのだそうだ。中に進むと300種類以上の極彩色のバイブ達に出迎えられた。ここまでバイブが並んだ光景はどこのアダルトショップにも無いだろう。実はこのバイブバー、アダルトグッズショップの「Wild One」が母体となっているのだとか。

Wild Oneは渋谷にも路面店を持ち、更にはドンキホーテのアダルトコーナーでも取り扱われている大手アダルトグッズショップである。店内にあるバイブはどれも実際に手に取る事ができ、但しグッズの「直接の使用」はご法度で、あくまでバイブの動きや質感を知ることが目的だ。

お店の料金システムは「レギュラーコース」が90分3000円の2drink込み、「ショートコース」が30分1500円の1drink込みとなっている。バイブバーオリジナルカクテルは、店内でも販売しているフレーバーローションをイメージしたものだそう。その他各種カクテル、ビール、ソフトドリンクを頼むことも可能だ。そんな店内はエロティックで強烈なビジュアルだが、どこか落ち着いた大人の雰囲気を感じる。ジャズが流れ、カップルが訪れたら非常にロマンティックな時が流れるのではないか。広報部の泉さんは、妖艶な雰囲気を纏っている素敵な大人の女性だが、とても親しみやすい気さくな方なので、店内に入るまではかなり緊張していたが、お話をしていくにつれ不思議とこの異空間がとても居心地の良いものへと変化していった。



インタビューVIBE BAR 広報 泉 氏


泉さんへ単刀直入に、このコンセプチュアルなお店が出来た経緯を訪ねた。

「アダルトグッズが開けた社会を作りたいなと思いまして」

どうしても女の人にとってアダルトグッズは恥ずかしいモノってイメージがあるじゃないですか、と語る。社内も男性が多いそうで、確かにまだ女性にとってアダルトグッズを恥ずかしいモノと感じている風潮があるようにも感じる。

「女性のリアルな意見が欲しい」

女性が気軽にアダルトグッズに触れ、よりリアルな意見を開発に生かしたいと考えたことによってバイブバーは誕生した。まさにバイブバーは母体のWild One にとって、一番リアルなご意見ボックスの様な存在ではないか。今まで一度もアダルトグッズに触れたことの無い女性が実際にバイブに触れる事により、サイズ感や動き、質感を知って、アダルトグッズとの距離を縮めることが実現されている。



「若者のノリが欧米化してきたというか」

そんな恥じらいの文化がまだ残る日本であるが、最近は若者のノリが欧米化しているように感じているそう。実際お店にも友達を連れて女子大生が訪れたり、今までグッズを見たことも触ったことも無い女性が情報収集に訪れることも増えたそうだ。このバイブバーという秘境が女性にとってアダルトグッズを買う第一歩に繋がっているのではないか。

「アダルトグッズがセックスライフをより向上させる」

若い女性に性は恥ずかしい存在と染み付く程、逆に性犯罪に巻き込まれる恐れがあるのでは無いかと泉さんは考えているそう。女性が自分の身を正しく守る為にも、性についてよりオープンな社会を築いていきたいと語る。女性にも男性にも性欲は等しくあるのにも関わらず、男性のオナホールは薬局などで販売されているのに対し、世間的に見て女性の性処理についての情報はまだ少ない。心の通わない無駄なセックスを重ねるよりもアダルトグッズで性処理を済ませた方が良い性生活を築けるとのことだ。

「アダルトグッズが性犯罪を防ぐ」

私はこの言葉を聞いた時に初めはどういう意味か分からなかったが話を聞くにつれアダルトグッズの役割はセックスやオナニーの快感を得る為だけのものではないと認識した。様々なフェチズムが存在する中で、性犯罪に繋がる嗜好をアダルトグッズで解消することにより、実際に行動に移さない働きを持たせたいとのことだ。また、感染症を防ぐにもアダルトグッズは活用出来る。男性にとっても性欲処理は必要な存在であるが、コンドームを使用しても制御しきれない感染症もあり、性についての情報が少ない中でセックスを行うよりもアダルトグッズで性欲を満たした方が身体にとっても良いとのこと。また、女性は望まないセックスを重ねることで心をすり減らす事例も多いのではないか。女性は心と身体を切り離すことが難しい存在であり、性生活を安定した良いものにする為にもアダルトグッズという選択肢を入れることはクレバーに思える。

私は女性である泉さんがアダルトグッズという男性が主体の世界に携わろうと考えたきっかけを尋ねた。



元々アパレル出身の泉さんは、日本のアダルトグッズをファッショナブルな存在に感じたそうだ。バイブの色や形の種類、造形美、機能性、ユーモアがファッションに通づるものがあるとのこと。服を選ぶ様に、自分の身体に合ったバイブを選ぶ様な感覚になっていくことを望んでいるそうだ。日本のアダルト業界の地位の向上にも役立ちたいとお考えだそうで、自身でバイブについてのコラムを執筆されている。そのコラムも実にユーモラスで、バイブを昆虫図鑑形式で紹介しているのだという。何故か性についてのコラムは暗いトーンのものが多く、明るく楽しい存在としてバイブを紹介したいのだそう。

「快楽が一種の趣味でも良いのではないか。」

海外ではブティックの横にアダルトショップが並んでいたりすることが珍しくないそうで、ランジェリーショップでもカップルで下着を選んでいる光景は当たり前なのだとか。ここでも海外と日本では大きく性についての捉え方の差を感じる。泉さんはアパレル業界に携わられていた時、買い付けでロサンゼルスと日本を行ったり来たりしていたのだという。出張の際にはアダルトショップに立ち寄り、海外での一人寂しい夜をグッズにより解消していましたとも話してくれた。そんな性に対してまだ開けていないような印象を抱く日本だが、このバイブバーのある街、東京の中でも一番の名所と呼べる渋谷では若者を始め、性に対してかなりオープンになってきているそうだ。バイブバーの母体であるアダルトショップ Wild One も道玄坂に店舗を構えているのだが、お昼休みのOLさんやファッショナブルな男女グループが来店することも多く、クラブのダンサーが衣装を買い求めにくることもあるのだという。

「月一でSMのイベントをやっています」

バイブバーでは毎月一回初心者の為のSM講座なるものを開催している。その日は男性のみの来店も可能で、カップルや女性同士だけでなく、ゲイカップルも訪れることもあるそうだ。ユーモアを交えながらSM談義をするこのイベントはSMに興味はあるが、足を踏み入れたことのない人にSMの世界を広める目的がある。店頭にも「ボンテージテープ」という一見ガムテープの様なSMグッズを販売している。手軽にSMプレイを楽しめるグッズとして人気の商品らしい。静電気によって接着するので、従来のテープと違い痛みを伴う恐れもない。手足の拘束だけでなく、目隠しプレイなども楽しめるそうで、お手頃かつSM初心者にとってうってつけの商品である。テープの色は赤と黒の二種類で展開されている。これなら実家暮らしのSM初心者も安心して家に置いておけるとのことだ。(ただし、テープの様な粘着力ではないので誤って段ボールの梱包などに使用された時の言い逃れは各自で考えておくべきかも知れない)



「SNSの影響で海外からバイブバーへの注目が集まっているんです」

渋谷という大都市は多くの外国人観光客で賑わっているのは皆様ご存知だと思うが、バイブバーに訪れる3分の1がなんと外国人観光客なのだそう。検索エンジンで「HOTなバー」「クレイジーなバー」と調べるとバイブバーが検索上位に上がってくることが理由なのではないかとのこと。泉さんもアパレル時代に多くのコンセプトバーを渡り歩いたとのことだが、バイブバーの様にコンセプチュアルなバーは無かったそうだ。日本にはサブカル要素、アンダーグラウンドな飲食店は数多くあるが、中でもバイブバーは異彩を放っているように思える。もはや一種のテーマパークとも呼べる存在であるように感じる。

「海外のバイブってつまんないんですよ」

バイブバーには海外のスタイリッシュなバイブも置いているのだが、確かにWild One の製品と比べるとかなり味気ないデザインだ。バイブバーのメーンとなるバーカウンターにガン首を揃えているバイブ達は、形も色も一つ一つがユーモラスでデザイン性に優れている。これは冒頭で申し上げた江戸時代の「秘具」から継承され続けた文化なのではないか。だからこそ外国人はバイブバーに訪れた際に、そのユーモラスなバイブ達を目の当たりにして目を輝かせて喜んで帰っていくそうだ。昨今「kawaii」は日本のポップカルチャーを語る上で外せないワードになったが、まさにバイブは外国人達にとって「kawaii」と称されるものなのだそう。グッズの種類の多さ、幅の広さは日本が一番なのだとか。例に出すとアメリカのバイブは特色として、とにかく大きさと動きの強さを重視している。日本人ならではの繊細さがバイブにも現れているのではないかとのこと。振動の微調整にも優れていて、角度や回転のパターンなど細部へのこだわりを感じる。また、女性によって好みの角度や振動の強さなどがかなり分かれるそうで、この日本人のサービス精神こそが「Made in Japan」のブランド力に繋がっているのではないか。

「白バイブが一番人気です」

数多くのバイブを携えているバイブバーだが、中でも人気商品は白バイブシリーズなのだとか。「もっちり白玉」「もっちり大福」の二種類を展開していて、どちらも実際に触るととても柔らかく肌触りが良い。サイズ感として白玉が小さめで大福が大きめとなっている。また、クリトリスを刺激する部分も大きさがしっかりしていて、他のバイブに比べ刺激が届きやすいのだとか。こちらの商品は初心者にも人気でベーシックなバイブなのだそう。徐々にバイブの上級者となると、より男性器に近い形状のものを選ぶ方が多いそうだ。



「内装の一部は秘宝館から譲り受けたものです」

バイブバーを語るにあたって外すことのできないこの世界観が凝縮された内装は、秘宝館から譲り受けたオブジェによって更に格上げされている。秘宝館は熱海の珍名所として有名だが、確かにバイブバーのコンセプトにぴったりだと確信した。入り口から店内のオブジェまで細部へのこだわりが詰まったバイブバーだが、中でもトイレが一番の目玉なのではないか。何も知らずにここに足を踏み入れたらあまりの衝撃に尿意どころの騒ぎにならないであろう程のパンチが効いている。トイレは秘宝館のオブジェだけでなく、真っ赤な便器も性器を象っていて、トイレットペーパーのホルダーも一部のアート作品として存在感を放っている。




店内の男子トイレと女子トイレは微妙にテイストが違うものとなっている。先ずは男子トイレ、鯉にフェラチオをされている男のオブジェが目に飛び込む。因みに男子トイレの場合、トイレの形状的にこのオブジェと向き合いながら用を足すことになる。こんなエキセントリックな経験ができるのもバイブバーだけだろう。



次に女子トイレは花魁風の女のオブジェが出迎える。女子トイレは洋式となっているので、背後に股を開いた女を携えながら用を足すことになる。



誰も居ない空間で一人バイブバーの世界を堪能できる贅沢な時間が流れることだろう。店内一面春画が描かれていて、宛ら「ヘルタースケルター」の世界を想起させる。



泉さん曰く店内には各所に隠れミッキーの如く性器が散りばめられているのだそう。バーカウンターの真っ赤な椅子もすけべ椅子の様な形状になっていて、背もたれは後ろから見ると女性器を象っている。




店内中央にずんと構えている男性器を模した鉄のオブジェはオーダーメイドで作られたものだとか。普段鉄格子などを制作している町工場にこのオブジェをオーダーしたそうで、この注文に一体どんな気持ちを馳せながら工場のおじさん達は制作したのだろう、、と考えざるを得ない。また、天井が女陰を象っていることで、性器を挿入しているような構造となっている。



まさにアダルト版のディズニーランドといったところだ。随所に和を感じるテイストがあり、ジャズが流れる店内との異世界感を際立たせている。目を凝らすほどありとあらゆるユニークな仕掛けが施されているので、是非実際にお店に足を運んだ際には細部まで内装に着目して欲しい。

「お土産としてトランプやけん玉も人気です」

バーカウンターのテーブルにはお洒落なトランプが敷かれているのだが、こちらは四十八手の体位が描かれている。バイブバーの世界観の詰まったトランプはお泊まりなどで盛り上がること間違いなしだ。バイブに限らずジョークグッズも取り扱っており、部屋のインテリアにも活用できるのではないか。 また、近年ストリートでも人気を博したけん玉も男性器を模した形状になっている。こちらはインテリアとしてもファッションアイテムとして首から下げてもクールでオススメだ。色数も赤、青、黄、黒、金とバリエーション豊富で、お土産にはぴったりな商品になっている。



バーカウンターの右上にある「淫語ライターも人気で、喫煙所や飲み会の席ではで堂々と火をつけて頂きたい。



「化粧品づくりのプロである国内メーカーにオーダーしたオリジナルローションもあります」

なんとバイブバーではオリジナルのローションまで展開している。「おもてなしローション」は可愛らしい2次元美少女のデザインで、粘度が四種類展開されている。まさに観光客に大人気な商品であろう。



また、実際にバイブバーに訪れた女性の意見を元に制作されたローション「CC lotion Sweetia」は舐めても安全なだけでなく、香り付き、味付きなのだそう。保湿や美肌効果も期待できるどこまでも女性に優しいローションである。バージョンはフルーツとスイーツがあり、スイーツは化粧水と見間違えてもおかしくないほどいやらしさのない可愛らしいパッケージだ。こちらも実家暮らしの方にオススメしたい。(ただし、誤って化粧水だと勘違いして家族に使用される可能性もあるかもしれない)



もはやアダルトグッズは快楽を得る為だけのものでなく、美容や健康のカテゴリーでないかと同じく広報部の大澤さんは語る。確かに膣トレといった言葉もよく耳にする様に、女性の健康維持にもアダルトグッズは役立っているのではないか。骨盤底筋という筋肉をグッズによって鍛えることで、尿漏れ防止にも繋がるのだそう。いくら筋トレをしても、内部からでないと膣を鍛えることはできないのだとか。バイブバーではそんな膣トレにぴったりな商品もある。「ゲイシャボール」と海外でも称されるこちらは江戸時代から存在していて、遊郭の芸者さんもこのグッズで膣トレをしていたのだと言われている。元は凛の玉といって、この形状で中に鈴が入っていたのだそう。今や海外メーカーも全く同じ形状のグッズを出しているそうで、日本の江戸時代からある秘具が海を渡り、この時代になって受け継がれていくとは感慨深いものがある。



「性欲は溜めすぎると健康にも悪いですから」

バイブは女性だけのものだと今のところ感じていたが、男性の勃起障害にも役立たせられるのだとか。アナルからバイブを挿入し、前立腺を刺激することにより、医療用としても使用されることがあるそうだ。「前立腺マッサージ」によって通常の性的興奮によって起こる勃起とは違い、物理的刺激による反射反応である。前立腺は陰茎の根元部分に非常に近く、刺激が直接伝わり易いことにより勃起が起こるのではないかといわれている。アナルと聞くとどうしてもアブノーマルなイメージを浮かべる方が多いかと思うが、勃起障害にも役立つことがあると知って、人間の身体の神秘を感じざるを得ない。勃起障害は若者にも起こる深刻な性機能障害であり、バイブが性機能障害へ一矢報うとは思ってもみないが多いのではないか。女性にとっても男性にとってもアダルトグッズは健康維持の為にもっと普及していくべきであろう。

「一つ一つのバイブに開発者の思いがこもっている」

大澤さんからバイブを作る際の開発者の思いを聞くことが出来た。顧客のニーズを元により快感を得ることができ、且つデザイン性に優れた商品を制作することは容易ではない。バイブバーに訪れた女性からのアンケートを元に制作されたバイブも多く、そのこだわりは色や形状、クリトリスを刺激する部分の動物の種類まで考えられている。その中で振動の上限や振動が弱くてもしっかりと届くようにして欲しいなどの要望を汲み取って商品化しているのだという。バイブはまさに究極の「デザイン」なのではないか。ビジュアルを含め実用性、ニーズにしっかりと答え、且つ体内に挿入するものとしての危険性を無くすことまで考えなくてはならない。バイブバーに訪れる女性から出た意見を泉さんが日々纏め開発に生かす、こんなバーは世界中どこにも無いだろう。バイブバーは今までの性の概念をひっくり返すクリエイティブな空間なのだ。

「自身を持ってアダルト業界に携わっていることを家族に話したい」

泉さんも娘さんやご両親にはアダルト業界で働いていることを話していないのだそう。大澤さんも同じく、実家に帰る度に話そうと思っても中々言い出せないのが現状だそうだ。泉さんも娘さんが大きくなったらいつか話そうと思っているのだと言うが、世間ではまだまだアダルト業界への偏見があることは否めないだろう。特に自分の家族にアダルト業界に携わっていることを話し理解を得ることは容易でない。しかし、日本のアダルトグッズは歴史と伝統の詰まった世界中へ誇示すべき「クールジャパン」の一部であるに違いない。江戸時代から流れる我々日本人のアダルトグッズへの探究心と、このバイブバーが性の風通しの良い空間であることによって、日本の性文化の地位の向上と理解が進む日も近いのではないのか。


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